| 歯科治療に使用される義歯や入れ歯、歯の詰め物などを、歯科医師の指示に基づいて加工するのが歯科技工士の仕事です。歯科技工所や歯科診療所で活躍できます。また、技術を磨いて歯科技工所を独立開業することも可能でしょう。主な仕事は、歯科医師の指示に従って人工的な歯である「義歯」などをつくること。歯科医師がとった患者の歯型から模型をつくり、合成樹脂や金属、セラミックスなどで入れ歯や差し歯、ブリッジなどさまざま種類の義歯を細工します。このほか、歯並びを矯正する装置をつくることもあります。働いている人の85%は男性ですが、最近は女性も増えてきました。作業は技工室と呼ばれるところで座ったまま行う場合がほとんどです。義歯を加工する際には、合金や合成樹脂などを溶かしたりするため熱やにおいが出ますが、気になるほどのものではありません。入れ歯や差し歯など、それぞれ患者さんの歯の形に合わせて作ったり、修理したりします。歯科技工士のばあい、患者さんに直接ふれることはなく、歯科医師のとった歯型をもとに、歯科医師の指示(指示書)にしたがって作業をおこないます。まず歯型に石こう剤を流し込んで患者さんの歯の模型を作り、これに合わせて義歯を加工していきます。口の中に入れるものだけに細かい調整が必要であり、かなり根気のいる手作業になります。 |